Hindy Quest

はじめてのたたかい

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

妥協はあるか

心情を正直に書くと、フレドリック・ホイルに相当期待していたんですが、なくなってしまいました。 進化論は「天文学的スケールの機械論的イベント(太陽活動の変化とか、彗星の衝突とか)」が地球上の生物の進化に影響を与えた可能性自体は排除していないで…

宗教の役割

というわけで続けさせていただきます。 科学はかつて宗教がカバーしていた範囲に深くはいりこんでしまったために、 かつて宗教の独壇場であった教育のことももっと深く、よく考えねばならなくなっています。現在、公式に宗教を否定している一部の国以外では…

科学の国アメリカ 

id:jounoさんの昨日のエントリーへのコメントは科学的結果の宗教的な意味をよく考えていてとても共感できます。ここで妥協するとどこまで科学が後退してしまうかわからないという危機感の表明も理解しています。 しかし、まだいいたいことがのこります。 ア…

皆様ID論の炎上はここですよ。

2年もblogをやっていて初の炎上なるかどうか。発端はこれ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000029-kyodo-intアメリカの教科書問題としてとりあげた。 http://d.hatena.ne.jp/Kanemori/20050804 比較することで、日本の教科書問題をさらに深…

継承者たち

お盆が終わった。心霊の話は長くなるけど、今日は別。今年は、まともに自分のルーツと格闘した。書かれざる歴史がそこにはあった。見えてきたのは100年ちょっとのことだけれども、社会とのつながりを考える上でもいい刺激になった。 共通のルーツから分かれ…

笑みの理由

まったくたいした役者である。「敵をだますにはまず味方から」とは言うが、ここまで国民をだましきるともはや爽快だ。単なる「想定の範囲内」ではなく、実すべてが「予定通り」なのではないか。解散を決めた小泉さんの顔を見てそう思った。

選挙をどう見るか

日本では選挙になるのかもまだ決まっていないし、選挙の結果も未確定だ。日本人がいくら忘れたところで、「イラン戦争」へ向けた中東情勢はうごいている。イラン戦争は、近くなったように見える。その視点からみると、選挙で小泉が引きずり降ろされて日本軍…

アメリカ版「教科書問題」

人間の複雑な細胞の構造は進化論だけでは説明できず、「高度な理知」の手が入ることにより初めて完成する まいどおなじみのアメリカ版「教科書問題」。進化は何百万年もかけて実験することができないのがポイント。 抽象数学の大伽藍を経てのち、現実をあつ…

朝日はアジアというがインドの声を聞いたことがあるだろうか。インドネシア、タイ、ミャンマー、チベットそうした声をちゃんと聞いただろうか。声高な声だけを掬わず、声なき人に訊いてみたことはあるだろうか。私は若いころ自分が向き合ったアジアの人々に…

たまにはガンダム論

サンライズのアニメは折に触れて、「ああ、アニメも面白いな」とか思わせてくれる。20代の頃はテレビを見ていないので、この数年、いろいろ昔を思い出しながら、あまりに進化した現代の映像を分析してみたりするのだが、そのセンスに驚かされたのが、数年…