柳生一族とウエストポイント

隠密とCIAとの比較は、前にどこかで書いたんだけど、今日は別の比較をする。
江戸時代の幕府と諸藩との関係は、アメリカと属国との関係に極めて似ているので、時代劇でおなじみの柳生を、現代にあてはめてどう理解するか考えてみたい。
前から不思議だったのは、武芸者の免許皆伝って奴。なぜ、実力勝負の武芸者に免許がいるのか分からなかった。

関が原の戦いとか、武器を使って、すでに大掛かりな組織戦をやった後の時代に、なぜ、個人を中心とした武芸者なんていうのが問題になるのか。
ここでアメリカのウエストポイントについて説明がいるだろう。ウエストポイントはエリート軍人養成学校だ。ただ、単にアメリカ軍のための学校ではない。
ここは、アメリカのみならず、世界中から留学生がいる。
たとえば、フィリピンのラモス元大統領も卒業生である。
世界中に戻った卒業生の存在が、アメリカの支配体制を強化しているのだ。
同じような目的のため、
沢庵和尚が校長のエリート軍人養成学校が設立された。それが柳生新陰流だったのだ。