上洛

京都は宗教都市なんだ。
まるで、バチカンのように。
バチカンは、イタリアの一部であって、一部でない。全世界数億人のキリスト教カトリック派の総本山だ。

戦国大名はこぞって、京へと上洛することをめざした。
武田信玄とか織田信長とかの元へ、京から坊主がやってきて、「京の民は、横暴な*****に苦しみ、おやかた様の上洛をまだかまだかと、お待ち申し上げております」とか、言われて、その気になっちゃうわけだ。
「よおーし、俺こそが、都を横暴な*****から解放し、京の守護者として歴史に名をのこすぞおお。」
まあ、戦国大名の基本だね。ここら辺のことはNHK大河ドラマと、コーエーの「信長の野望」で、勉強したんだ。

だけど、アメリカやヨーロッパのキリスト教諸国の力の強い奴にとって、
上洛するべき目標の場所は、バチカンじゃないよ。バチカンカトリックだけだからね。キリスト教にはプロテスタント派やオーソソックス派もいるからね。
だからそれは多分イスラエルなんだよ。イスラエルはまさに聖書に出てくる聖地のオンパレード。
十字軍を率いて、上洛すれば、
「聖地の守護者である」=「世界に号令をとどろかす権威者である」ということになる。この辺は、戦国大名にとっての京都と同じだね。

イスラエルは、共和国だとおもっていたが、「首相」ってのしか、メディアにでてこない。
「首相」は英語でいうとPrime Minister、基本的に王様に仕える役職だよな。
英語の国名では、State of Israelとかなっている。Republicではないんだ。Republic(共和国)なら大統領がいるんだけど、なんとなく、王さまがいるような、いないような。不思議な感じだよな
。でクリスマスの頃に、英語の賛美歌をよく聞いているとわかるんだけど。King of Israelというのはイエス=キリストをあらわしちゃうわけだ。

ブッシュは幼い頃から、毎年、この賛美歌を聴いていて、後に信仰に目覚める。
で、大統領になったら、イスラエル首相シャロンがアメリカにやってきて、「イスラエルの王におなり下さい。イスラエルの民は横暴なムスリム自爆テロに苦しみ、上様の上洛をいまかいまかと、心待ちにしております」とかいわれてその気になる。
そりゃあ、もう、いけいけドンドンだよ。アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、ロシア、そのうち、どの国が武田家で、どこが織田家かって?それは知らないけど、アメリカが単独で上洛しようとすれば、他の国が、手を組んで邪魔をするのが自然だってこと。日本みたいにキリスト教徒の少ない国ならともかく、キリスト教国は単独上洛させちゃまずいでしょ。もうドイツ、フランス、ロシアによる「アメリカ上洛阻止同盟」が成立しているのかも。