アメリカ世界帝国を構想したドラッカー
ドラッカー名著集10 産業人の未来 (ドラッカー名著集―ドラッカー・エターナル・コレクション)
- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/01/19
- メディア: 単行本
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1941年にドラッカーは帝国という言葉をはっきり使ってアメリカの未来を構想した。「帝国」ってのは否定的な表現だとおもわれがちだが、ドラッカーは、誤解を恐れずに「アメリカよ帝国たれ!」と語っている。
大僧正キルケゴールが深い瞑想の果てに見出した悪魔を全体主義という20世紀最大の黒魔術が召喚する。これと対峙するドラッカーはキルケゴールをキリスト教神学の中に位置づけなおし、世界帝国としてのアメリカとその産業社会を構想し、そして、そこに不可欠なマネジメント概念を整備していく。
なんかめちゃめちゃ呪術大戦だな。