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はじめてのたたかい

中選挙区制度

首相、衆院中選挙区制示唆

11月3日0時9分配信 産経新聞

 福田康夫首相(自民党総裁)は2日午後、国会内で民主党小沢一郎代表と2回目の党首会談を行った。首相は、自民党民主党の連立協議を打診。民主党関係者によると、首相は現在の衆院小選挙区制を中選挙区制に見直すことを示唆したという。連立協議について小沢氏は回答を留保したが、民主党は会談後の役員会で拒否することを決定。小沢氏が電話で首相に「連立はのめない、受諾できない」と伝えた。

 「大連立」構想が表面化したことで、政局は一気に流動化する可能性が出てきた。

 会談で小沢氏は、自衛隊海外派遣を随時可能とする恒久法制定に前向きな姿勢を表明した。これに対し、首相は、インド洋での海上自衛隊の補給活動を再開するための新テロ対策特別措置法案の今国会成立に向けた協力を改めて要請。小沢氏は恒久法検討を条件に協力する考えを示した。首相は民主党が連立協議に応じれば恒久法などに関する「政策協議機関」を設置する方針だった。

 会談後の2日夜、首相は首相官邸で記者団に、連立協議について「連立というか、新体制。要するに政策実現のための体制だ」と説明。公明党との関係は「全く変わらない。従来と同じようにやっていく」と強調した。

 これに関し、小沢氏は同日夜、「役員会は政策協議に入ること自体が反対だという人が多数だった」と述べた。

 一方、公明党は会談後に党本部で臨時役員会を開き、しばらく事態を冷静に見守ることを確認した。浜四津敏子代表代行は記者団に「静観する以外ない。首相は事前に太田昭宏代表に『自公関係は必ず維持する』と言っていた」と述べた。

大連立、小選挙区では困難=自民・麻生氏

11月3日19時1分配信 時事通信

 自民党麻生太郎前幹事長は3日、北海道帯広市で講演し、福田康夫首相が民主党小沢一郎代表に打診した大連立について「小選挙区では難しい。中選挙区に戻すなら国民が支持するか聞いてみなければならない」と述べ、現在の選挙制度の下では実現困難との見方を示した。連立を打診した首相の判断に関しては「国会が全然動かない状況を避けるため、何とか動かさなければという気持ちからだと思う」と一定の理解を示した。 

中選挙区に戻そうという発言を首相がしたそうだ。中選挙区でそだってきた人たちはすぐにそこにもどろうとする。
中選挙区の派閥政治は大新聞の政治部や論説委員にとっても居心地がよかったのだろう。
だが、私は小選挙区原理主義者で、中選挙区には反対だ。比例区もはやくなくすべきだとおもっている。
一人を選ぶのと二人以上を選ぶのは根本的に違う。二人以上が選ばれるということは、たとえ投票率が100パーセントであったとしても、その議員の名前を書いていない人の方が常に多数派になってしまう。有権者は投票に責任を感じない。責任のない投票行動は害しかもたらさない。無力感がもたらされるだけだ。
最終的には日本全体を大きな小選挙区にする。つまり大統領選挙形式で征夷大将軍を選びたい。