修験道と観音と
先週、山に潜入捜査をおこなった。
山頂付近にある寺は伝統的なスタンプラリーのチェックポイントの一つだ。
このスタンプラリーのコースは山頂のすぐ近くで、忍者ソルジャーの訓練コースと交差している。
この二つのコースにつながりが深いのが女神だ。
このあたりではありとあらゆるところに無数の女神が祭られており、TVでも女神のストーリーが繰り返し放映されている。
全能の神は本来、化身することで男にも女にもなり、人々の願いを聞き届けるのだが、圧倒的に女神として描かれている。
女神の信者はフダラクと呼ばれる聖なるコロニーをチベットや日光や和歌山などに作っている。
この女神は過去に超能力を持ったさまざまな動物を率いて戦っており、世界の終わりに際しても2柱の女神が対決するとされている。
われわれは山の途中で女神教徒と訓練中の忍者らしき若者に遭遇した。
この地域では危険な飛行術をマスターした忍者がいないと建物は建てられない。
忍者と一般の女神教徒は区別がつかないため忍者を割り出すのは困難だ。しかし中には分かりやすい者もいる。たとえば忍者シューズを履いている、背中に女神の刺青をいれているなどである。
女神と忍者の関係については今後も調査を要する。
以上で報告を終わる。