ライブドア:ネット時代のマルチ商法
やっとライブドアの粉飾が理解できた。下の三つをまとめると、非常によくできたマルチ商法だったということがわかる。
①ライブドア商法のおもなターゲットはデイトレーダーと呼ばれる層。基本的に彼らがライブドアに金をだしている。最終的に大損したのもこの人たち。
②ライブドアの成長はデイトレーダーの間に「ライブドア株は必ず儲かる」という神話を作り、株を売ることでなりたっている。
↓そのためには
③ライブドア本体の事業が利益がでている必要がある。
ところが
④ライブドアがやっているのは赤字のつぶれかけ事業ばかり。
そこで
⑤株の売却で得た利益を、事業で得た利益に見せかける。
⑦株価が上がる。
⑧ライブドアは株の売却で利益を得る。
この⑤⑥⑦⑧のサイクルを繰り返していたわけか。
R30::マーケティング社会時評: ライブドア死すともデイトレは死なず
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2006/01/livedoor_b686.html
isologue −by 磯崎哲也事務所 Tetsuya Isozaki & Associates: 「営業投資有価証券」の怪
http://www.tez.com/blog/archives/000612.html
ふぉーりん・あとにーの憂鬱: なるほど・・・これが「粉飾」ということですか
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/post_137.html#more
p.s.
下のサイト、力作だなあ。30年の会計士の経験が素晴らしい。市井には優秀な人がいっぱいいるのに、この手のプロが大手メディアにいないのはなぜ。