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皆様ID論の炎上はここですよ。

2年もblogをやっていて初の炎上なるかどうか。

発端はこれ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000029-kyodo-int

アメリカの教科書問題としてとりあげた。
http://d.hatena.ne.jp/Kanemori/20050804
比較することで、日本の教科書問題をさらに深く理解できるかもしれない。と考えながら。
書き方としては軽いのりではじめたエントリーだった。
アメリカでID論が強くなっていく背景にはおそらく、アメリカの公立学校教育の問題が大きいのだろう。
私自身はクリスチャンではないが、現代の問題に取り組む伝統宗教の立場への共感はある。もちろん信仰の内容は違うわけですが。
 そのエントリーの中でマーケティングというか政治活動に失敗しつつある現代進化論をおちょくったらid:anemonefishさんからのコメント。
インテリジェントデザイン論なんてトンデモ学説を学校でおしえようという記事を見てブッシュよりの態度をとるなんて信じられない」といった感じでコメントをいただきました。
 anemonefishさんは「進化論への攻撃=科学全体への攻撃」と捉えたようです。
 そこでID論をめぐる議論のポイントとしてカンブリアビッグバンをとりあげました。裏事情をばらすと、先の記事では細胞の構造がとりあげられていたわけですが、私は尊敬するリン・マーギュリス博士をほぼ全面的に支持していますので。そこはまあ避けたわけです。
 さて、カンブリアビッグバンは6億年程前だとされています。
生命30億年の歴史のなかで最初の24億年にくらべて、いきなり6億年前に劇的に変化したとされているわけです。進化を語る上での関が原といっていい。なによりもこの謎を納得できるように説明することが社会的支持を集める上でのポイントなわけです。
 カンブリアビッグバンを実験で確かめることができないので、進化論を実験科学と同一視することはできないということを書きました。実験できるならすぐにブッシュ大統領だって説得できますよ。
 進化論はイデオロギーに走った過去が問われて、宗教勢力から政治的に反撃を食らっているのです。「科学と称してイデオロギーを教えているじゃないか」というのが宗教勢力の介入を許したポイントだと思います。
 それから30億年と6億年は30日と6日ではありません。我々はタイムスケールに対して慎重になる必要があると思います。複雑系では特に。そこに注目すれば、カンブリアビッグバンには何らかの天文学的スケールのイベントが関連している可能性があるのではと考えるのは自然な発想だと思います。

そんなところへ、id:jounoさんからのトラックバック
http://d.hatena.ne.jp/jouno/20050823
進化論が無神論とは限らないということと、
「知性」についての考察を書いてくださいました。
議論への参加、うれしいです。
 進化論がかつてイデオロギーを背負っていたことや目的論の徹底排除などがぶつかっているのでしょう。
 「知性」の話ですが、読み方がわからない。
>>知性というのは、自然の機械的過程のうえに成立している、上部構造であって、対立的なものでも相反する原理でもない。
 ええと、ではjounoさんは「地球」が「知性」を持っているかも知れないという立場なのでしょうか。
 それからリンク先は、パラパラ見てますが、どの文脈で示されているのかわかりません。指摘お願いします。