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そもそも栗本って誰だっけ

 15年以上前、ホントに大昔のことだ。今から考えると想像もつかないだろうけど、そのころは学者は分野とかジャンルといった枠組み意識が強くて、武道研究家と大脳生理学者がTVで対談するなんて想像もつかなかった。異種格闘技なんて全然、マンガだけの世界で、K1もまだなかったしね。バラバラな知識を大量に詰め込んだ頭脳はどうしったってカラ周りするしかなかった。
オウム真理教」をはじめさまざまな新興宗教が登場してきていた。その背景はいろいろあるが、「知識人が知識人としての役割をこなしてこなかった」ことがもっとも大きいとおもう。バラバラな知識は知識じゃないからね。
 それでも一部の有能な編集者やプロモーション能力の高い人たちは存在していて、「別冊宝島」だとか、NTT出版から出てるシリーズなんか面白かった。「情報の歴史」とか何度もめくった。
 そういった知識再編運動の中で栗本は「知識人の役割=子供の質問にきちんと答える」をしっかりやることをはっきり目指していた。非常に面倒見がいいヒトである。「パンツをはいたサル」シリーズはタイトルからも分かるとおり進化論を主題にしている。