「開かずの踏み切り」は全部封鎖した方がいい。

 踏み切りが問題になるたびに思う。
 踏み切りというのは、一日に数回しか列車が通らないような状況に対応したもので、数分おきに列車がくる場所にはそもそも向かない。だからそういう場所では踏み切りをふさぐべきだ。
 線路の上を交差するように道路を渡らせればいいだけ。さらに路線の上に道路をはしらせれば、渋滞解消にもなるし。はっきりいって線路は邪魔。踏み切りなんてもっといらない。
 もっと根本的にいうと、長距離ならともかく、都市部では素直にバスを通した方がいい。
 日本人は自分達がいかにとんでもないことを実現しているか、わからなくなっちゃうときがある。
 鉄道なんかまさにいい例だろう。
 あたりまえのように正確な運行。高い技術力。全くもの凄いシステムだ。
 だが、
 日本ではバスにまで分単位のスケジュール表がついている。ありえねえ。
 いや無理だって、そんなシステムまともに動く訳ねーだろ。そもそも人間の能力の限界をこえてるよ。
 いくら日本の自動車会社が世界のトップクラスだからといって、乗用車がないと生活できないような社会をつくってはならない。しかも乗用車があるからといってそんなに便利になっているかというとそうでもない。
 「交通政策」の全体を考える能力がないので問題を技術でクリアーしようとする。実はもはや日本に技術なんかいらない。「交通政策」を考えるべきところで「技術」を求めちゃうと最後に行き着くのは「どこでもドア」である。それは不可能だから、行き詰るしかない。どんな天才でも問題の立て方が間違っていたら正解にはたどりつけない。
 「技術」が何でもできると思うのは「精神主義」の一種だと思う。