お家騒動としての10年戦争 第3回「宝島からタックスヘイブンへ」

 偉大なイギリス王室は先祖がバイキングだってきちんと認めてる。イギリスは19世紀まで世界中を荒らしまわったからなあ。中国ではアヘンを売っていたんだ。で、海賊の行動原理は昔も今も変わらないようで、世界中から巻き上げた財産は「宝島」に隠す。今は宝島はタックスヘイブンと名前を変えて呼ばれている。タックスへイブンと呼ばれる小さな島国には金融機関が鈴なりになっていて、イギリス王室をはじめとして世界の大富豪の金融資産を運用しているんだ。世界の支配者は(外国に財産をおいてあり、収入はそこからの上がりなので)税金なんて払わないよもちろん。税金は庶民が払うものさ。だいたいいくら財産があるかわからないんだから。タックスヘイブンになっている国家は皆一応独立した主権国家だから外国から調べにいけないしね。一般の法律は議会を通過しないといけないが、外交は大統領の特権だ。だから、タックスヘイブンに対する措置は自由裁量にまかされていて、民主国家でも国民のチェックを受けない。
 オリンピックに200ほどの国と地域が参加してるけど、よくみると実態は島に金融機関とリゾート観光地があるだけ。大半の国はそんなでっちあげ国家ばっかり。そんなの独立国家として承認するなよ。国連で一票なんてわらわせるぜ。タックスヘイブンの籍に入っている資産は世界中で運用されているんだけど、運用先として重要なのが軍需産業だ。軍産複合体というのは、タックスヘイブンをいれて考えないと姿がうまくみえないようになっている。見えないように軍需産業を保有している人々こそが世界の真の支配者だ。