橋本元総理のOB外交

 先の将軍クリントン公が「ジャパン藩を取り潰せ」とおっしゃり、その意向を受けたミッキー=カンターがジャパン藩にどなり込んできたことがございました。時の藩主ハシモートーは剣道着に身を固め、なんと諸藩のカメラの目の前でミッキー=カンターの頭を叩いたのでした。もちろん寸止めでごさいます。ハシモートーは藩ではご隠居の身ですが、実は諸藩にとても名高く、ジャパン藩の国益を代表する人物として一目おかれているのでございます。


 その闘士が窮地にたたされている。
 不正に政治資金を受け取っていたとして追求されている。スキャンダルというのは必ず、裏がある。なぜ、今の時期に、出てきたのか。
 一つ、思い出されることがある。
 それは、去年の末のことだ。フセイン逮捕のニュースが世界中に流れた。なんと、その時、橋本元総理はイギリスにいて、記者会見をしている。まさか、橋本はフセイン逮捕をあらかじめ知っていたのだろうか?それに関係しそうな事実を田中宇氏が記事にしている。
http://tanakanews.com/d1216iraq.htm
 その記事によれば、フセイン逮捕はジェームズ=ベーカーの訪欧に合わせて行われたのだそうだ。ベーカーは米欧間の秘密交渉のために訪欧したのだという。
 ならば、橋本もそれに合わせて訪欧したのではないか?
 米欧は時に対立しつつも時にこっそり密約を結び、世界を自分達だけで動かそうとする。そこに日本もプレゼンスを示さなければ、勝手に物事を決められてしまう。スキーや水泳で繰り返されたことと同じことが、国際政治の世界でもしょっちゅうおこるのである。それによる日本の損失はスポーツのルール改正とは比較にならない。
 昨年末の訪欧は米欧の密約にプレッシャーをかける橋本のOB外交だったのではないか。だとすると一億円ぐらい、あっというまに消えていくはず。そして、橋本の存在をうとましく思う勢力によって今回のスキャンダルは引き起こされた可能性がある。