副島隆彦「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上・下)」

 ネオコンの思想と行動を日本で最初に暴いた著者による政治映画の解読。ハリウッド映画を手がかりにアメリカ内部の権力闘争、および、その日本との関係について著者の長年研究成果がコンパクトにまとまっているので非常に便利。助かるわあ。副島隆彦は「裁判の秘密」の著者でもあるので官僚社会である日本ではヤクザ扱いされているアメリカの弁護士の位置づけとかについても存分に語って欲しかったが、量的に納まらなかったのだろう。