Hindy Quest

はじめてのたたかい

それでもスパイ説を捨てないヒンディクエスト

 だが、それでも一人はまだ(所属は不明だが)スパイかも知れない。郡山さんは元自衛隊員で,ジャーナリストという非常にスパイのカムフラージュっぽい身分で戦地にむかったのだ。「やっぱりスパイか、家族にも行き先を告げられないなんて、大変な任務だなあ」と真剣におもったのだった。解放されたのもカムフラージュがうまくいったのだろう。かなり足手まといでも女子供を連れて戦地に入ればそれだけ疑われにくいんだろう。ゴルゴのように凄腕だな。
 自衛隊を除隊後貯めた金で各国を放浪する元隊員が多いことは知っていたが、そんな中にも密命を受けたスパイがいたのだろうかとまだまだ疑っている。他国の拉致被害者が元特殊部隊だったり、元軍人だったりし、拉致に際して戦闘が行われていることを考えると、戦地に向かう民間人というのは半分はスパイなり極秘任務を帯びたエージェントなんだと思う。
 韓国などはイラクへの入国を禁止してしまったが、韓国はスパイも送り込まないのだろうか。アメリカの情報を鵜呑みにするのは韓国にとっても危険だろう。他国のことながら心配してしまう。それとも日本国籍のスパイを使うのか。
 どのみち影から影のスパイの世界を推測だけで語るのは困難なため、元から大手メディアは色々な事件についていちいち謀略の可能性について検討したりはしない。だが、ネットでは様々な異説が飛び交う。そこで世論を操作しようとする工作員と呼ばれる人たちが暗躍する。様々な仮説がミスリードしていく、うむ、なんと実にうまくカムフラージュされていることか。あぶないあぶない、あやうくただの民間人だと信じ込むところだった。決して所属が明かされることはないだろうが、命がけの任務、本当にごくろうさまです。