天下の副将軍(その1)

 今日は久しぶりに、幕藩政治と現代の国際政治の見立て話とさせていただきます。
 藩に格付けというものがあり、親藩・譜代・外様とわかれております。なかでも譜代大名(フランス)というものは、はなかなか幕府の言うことを聞こうとしないもの。「われわれは関が原(第二次大戦)の殊勲である。」とかなんとか申して、幕府(アメリカ)と対等ぶるのです。先日スペイン藩で起こった事件は欧州諸藩に波及し、幕府は面目を失いかねないところでございます。まさに、そういうときにこそ外様(ジャパン)が必要とされるのです。まあ、つまりていのいい、当て馬にされるのが外様の宿命なのでございます。
 来月、当地ジャパン藩にまかりこすのが天下の副将軍(米副大統領)チェイニー公。幕政の焦点、参勤交代(イラク派兵)から離脱する藩がないように、釘をさしにこられます。参勤交代は必ずしも江戸(ワシントン)に来ることだけではございません。幕府の公共事業一般なんでも参勤交代と相成りえます。
 いくらがんばっても外様は外様、ならば、幕府と譜代との間隙を突き、漁夫の利(国益)をせしめんというわけですが、そうは問屋がおろしませぬ。結局シナ藩ばかりが強くなってしまいます。東の雄藩シナ藩は、いまや非常に勢いがあり、なにかとジャパン藩に注文をつけてきます。外様大名ジャパン藩、御難続きでございます。