外様の宿命

今日も、受験特集だ。
学生時代、日本史の時間は難しかった。
謎がいろいろあるまま、暗記を強要される。戦国時代はいい。男の子のロマンの世界だから、
中でもよく分からず、困ったのが江戸時代。
親藩、譜代、外様というふうに大名が分類されている。
トクガワの親戚や、関が原の「勝ち組」藩があるのは分かるが、外様という「負け組」が残されているのはどうしてなのだろう。
実際いじめられ続けて、あげくに「御取りつぶし」にあった藩も多いが、残された藩もある。
でも今になってみれば、わかるんだよな。幕府にとって「外様」は必要なんだ。
親藩」や「譜代」はなにかと理由をつけて幕府の言うことを聞かないからだ。
そういう時に「幕府」は「外様」を重用するポーズをとることで、「親藩」「譜代」にプレッシャーをかけるのだ。「もう関が原の功績なんて通じませんよ。新しい時代になったのです。」とでも言わんかの態度を取るのである。本当は「幕府」は普段から「外様」をいじめているので、けっして信用などしないわけだが、こんな扱いを受けては「親藩」、「譜代」たちは立場がない。あわてて、幕府に対する態度を改めることになる。
「関が原」を第二次世界大戦、「幕府」をアメリカ、「親藩」をオーストラリア、「譜代」をフランス、そして「外様」を日本に置き換えて見てほしい。
外様の気持ちがよく分かるようになるはずだ。
うーむ、これで、日本史も理解しやすくなったね。センター試験がんばってね。