幕末のシュワルツェネガー

ご存知の通り、ハリウッドの人気俳優シュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネガーがカリフォルニア州知事選に出馬した。
西海岸のカリフォルニア州はそもそも東海岸のワシントンDCやニューヨークとは、別の国というような成り立ちで興味深いが、今日のネタは、日本の幕末である。なぜ、シュワちゃんが日本史の時間と関係あるのかは、やがてわかる。
実は「大奥」というTV時代劇がこの夏、放映されていたので、見た人もいるだろう。幕末の「公武合体和宮の興しいれ」という有名な政略結婚から「大奥」のドラマは始まるのだが、そもそも京の皇室と関東の将軍家に何の関係があるのか?などという疑問は日本人は持たないことになっている。一体、日本人は不思議に思わないのだろうか?関東の言葉と京言葉は当時、おたがいに全く通じなかったはず。文化も人種的特長も違うだろ?価値観の違いなどは、TVでも描かれていたが、非常に大きく、両者の間に横たわっていたはずだ。ほとんど外国といっていい。
 何の話をしているのかって?そりゃもちろんアングロ=サクソンとゲルマン民族の関係の話に決まっているだろ。ドイツ語圏のオーストリアからの移民であるシュワちゃんアングロ=サクソンの映画のヒーロー、そして政治家になっていけるのは、アメリカがさまざまな危機を抱えている時代だからだ。アングロサクソン宗主国イギリスでは19世紀末ごろまで、王族はドイツ人と結婚するのが通例だった。そしてドイツ語は古い英語に近いらしい、シュワちゃんのドイツなまりの英語は、アメリカ人には雅やかに聞こえるのだろうか。