Hindy Quest

はじめてのたたかい

2005-06-22から1日間の記事一覧

結論:パンツを脱いだサルとは

ようするにただのサルである。俺進化してねー。

有能な人々の集団

自分の身のまわりに天才はいないだろう。でも居るところにはゴロゴロいるんだよな。しんじられないぐらい。天才も一人とかならいいんだよ。かわいいもんだ。でも集団でこられるとね。わかる?本書には我々とは全然スケールの違う有能な人間集団のことが書か…

いわゆる「陰謀論」にまつわる部分について、

本書が陰謀論かどうかは自分で読めばいい。 ただ。いわゆる陰謀論の前提には「世の中には勝ち組と負け組がいる」という世界観がある。 それが本当かどうかはどうでもいい。とにかくその前提の上で「勝ち組の手の内は読めているんだぞおお!!」っていう「負…

匈奴の末裔の話。

いわゆるユーラシア史の読み替えってやつ。現代でも遊牧民の末裔が非常に力を持っている。大陸の中央では圧力が高まってどんどん一方向への進化が進むんだろうな。ますます変化は加速しそう。

渚原人仮説

本書の第一章。タネ本を読んだことあるけど。こんなに分かりやすくない。栗本の編集・プレゼンテーション能力は高い。ヒトは進化の袋小路にまよいこんでいる?

脳とウイルス

「パンツを捨てるサル」のメインだったが、本書ではでてこない。ま、他に好書がいろいろあるので。

暗黙知

この概念有名になりすっかり意味も変わってしまったよな。今では、「文書化されていないノウハウ」のことだもんな。もはや「内知」の方を使った方がいいね。中沢新一なら「野生の思考」か「天使の方法」ってところだろう。本書では「自然の声を聞く」になっ…

光文社カッパブックス

もともと「パンツをはいたサル」が出版されたのは光文社の新書だった。 ここのシリーズで中学生時代に小室直樹を読んだ。駅のキオスクとかにおいてあるような軽い本。学術書とか文芸書とかじゃあない。仕事に忙しい普通のサラリーマンとかを読者対象としてい…

そもそも栗本って誰だっけ

15年以上前、ホントに大昔のことだ。今から考えると想像もつかないだろうけど、そのころは学者は分野とかジャンルといった枠組み意識が強くて、武道研究家と大脳生理学者がTVで対談するなんて想像もつかなかった。異種格闘技なんて全然、マンガだけの世…

大病をしてネタにせしむ。

復活して、著作活動を本格化させている様子。まずは回復を祝いたい。しかも、その病気も自分の学問のネタにしている。なによりもこの器用さを見習いたい。病気は進化を理解するキーになる。って頭で理解していても普通体は動かないだろ。本書はまさに命がけ…

御大久々の進化論

パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか作者: 栗本慎一郎出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (26件) を見る 読んだー。下に感想。